『銀河ヒッチハイク・ガイド』のダグラス・アダムスが、絶滅危惧種を見に行く紀行記です。自らを、アーサーに見てて、生物学者との2人組で旅を続けます。元々は、BBCのラジオ番組。それを、アダムスが書籍化してます。1990年発行。序文は、リチャード・ドーキンス。地球の全生物を殺したアダムズが、秘境へ。そこには、理解出来ない人類文明があり、奇矯な行動をする生物学者がナゼか絶滅動物を保護し、そして、その挙句絶滅動物に会う。しかし、それはキレイでもなく、ただ世界に15羽しか残っていなかったり、1本しかなかたりするだけだ。どうして、彼らを保護しなければならないのか、自分たちの文明がどれだけ狂っているか。これほどはっきりわからせてくれる本はないでしょう。後書きに書かれていた、アダムスの最高傑作というのもわかります。恐ろしい本で、読んで熱が出てしまいました。とにかく、読んで見る価値があります。★★★★★
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