2011年10月17日月曜日

分子生物学の新しい成果がいっぱい「ウェットウェア 単細胞は生きたコンピューターである」デニス・ブレイ

ウェットウェア: 単細胞は生きたコンピューターである生物学の基本書、でかくて高価で有名な「細胞の分子生物学」の著者のひとりでもあり、コンピュータモデルと生物の関連性の研究で、マイクロソフト賞も受賞している、有名な生物学者が書いたポピューラーサイエンス本です。脳のシナプスの記憶の素と考えられ始めた、CaMキナーゼⅡなどの新しい成果が次々に紹介されます。細菌が、自分たちが今集団でいるという、密度を知るために使っている、情報系クオラムセンシングなど、情報いっぱい。タンパク質と、コンピュータの相似を考えるなら、この本は欠かせません。★★★

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