![リヴァイアサン クジラと蒸気機関 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)](https://lh3.googleusercontent.com/blogger_img_proxy/AEn0k_u92vCJZKE2iEtvE8JRLy4xKqbxpfUUZoFpPRXX1fKUesZudiRRigR_V6RyLW2LrrAUVo4E8q5e_Njrg4M7uo5DiYOM5XaMIl2j-Vf3m7m-V5RfKleufgscibJzyZYdz9Y=s0-d)
ローカス賞/オーリアリス賞受賞のスチームパンクです。スチームパンクというと、実験的な文体が多いのですが、この作品は娯楽作品。教養小説的士官候補生もの、実は王子様だった、実は女の子が男の子に化けてた、遺伝子操作の怪獣、ケシロン油で動く陸上戦艦、たぶん次巻で登場する自分だけが動かせるジャイアントロボのような巨大な力などをハリーポッター式に詰め込んで、それでいて登場人物を絞って読みやすくすることに成功してます。いわば、スチームパンク版ハリーポッターのようなウケ狙いの作り。
装丁は、60年代に出版された、早川SFシリーズと同じ、銀背・小口塗りを復活。といっても、ぼくもこの装丁は、火星人ゴー・ホームを、図書館で見たことあるぐらいですが。とにかく、3巻のシリーズいい滑り出しです。★★★
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