帯に「貧困と闘うベンチャーキャピタル「アキュメン・ファンド」CEOの渾身の力作」と書かれていて、これ素晴らしい要約でした。タンザニアで売り出される、マラリア対策の蚊帳。アフリカ各地で売りだされている、灌漑ポンプ。低価格の灌漑システム。最近、デザインという言葉で語られる、新しい商品たちに資金を提供する組織の成り立ちが書かれています。彼女自身の物語でもあり、始めてアフリカへ到着した際の部分は、真の冒険です。
「価値観や原則をめぐって話しあうきっかけとして、文学や偉大な哲学的、政治的作品に触れることが役に立つのを学んだ」など、この組織が成長するためのカリキュラムも紹介され、知恵が詰まった本です。世界という言葉が、急に身近に感じられる、珍しいほどの良書です、この本を読めたことに感謝。★★★★★
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