2012年2月15日水曜日

Macに入った欧文フォントが知りたければ「フォントのふしぎブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?」小林章

フォントのふしぎ  ブランドのロゴはなぜ高そうに見えるのか?小林章を、最初に読んだのは、飛行機か新幹線の社内誌でした。トラヤヌス帝の碑文の話から、欧文書体の話が書いてあって、それ以来気になっていたら、銀座アップルでの講演、しかし、忙しくて行けなくて、そして、この本が出版されようやくたっぷり読めるようになりました。パチパチ。著者は、ドイツ在住のライノタイプ社のフォントデザイナーです。ライノタイプの印刷機、昔、ニューヨークで見たなとか、ライノタイプ社自体でもドキドキしますが、そこのデザイナーとは。とにかく、Macにも入っている欧文書体、フツラ(昔は、フーツラっていってました)や、ツァプフィーノなどの書体の紹介、街角に使われた書体の写真、ハイフンとダーシの使い方の違いまでたっぷりフォントに使って、読んだ後世界が広くなります。装丁は、祖父江慎。中身もすべてカラー写真で、2000円。すごい本です。★★★★★

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