2018年3月15日木曜日

「インターネットは自由を奪う――〈無料〉という落とし穴」アンドリュー・キーン

Googleによる無料サービスの提供など、新規参入を阻み一部の巨大企業が広告ベースで世界を変えていく現在は、まずいんじゃないという本です。レッシングの「コモンズ」がそのまま実現していくインターネットには、公共性がどんどんなくなっている。と言って、解決策はないという厳しい本。政府などによる規制や、民間の監視で止められるのか、他の価値観を見つけることで止めるべきなのか。日本の立ち位置も問われています。★★★★

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