2010年6月26日土曜日

あまり証拠が語っていない「CSI:科学捜査班 鮮血の絆」マックス・アラン・コリンズ

CSI:科学捜査班 鮮血の絆 (角川文庫)10年前の連続猟奇殺人事件が復活。しかし、あまり科学捜査していません。通常の刑事っぽい操作ばかり、ラボがなおざり、すぐに容疑者宅へ。しかも、証拠も分析しないうちに、次の容疑者。小説としては2級品です。★★

両国、ポパイで地ビール沢山

ポパイ  一昨日になりますが、両国の地ビールの店、ポパイでエールや黒ビールをたっぷり飲みました。

2010年6月24日木曜日

世界の終りは来るのか「土の文明史 ローマ帝国、マヤ文明を滅ぼし、米国、中国を衰退させる土の話」デイビッド・モントゴメリー二

土の文明史先日、「「食糧危機」をあおってはいけない 」を読んで。温暖化、人口増加、水の不足、食料不足は大丈夫という意見を読みました。しかし、中国でみる、表土の流出、過度の放牧による土地の枯渇はどうなんだろうと思っていたら、丁度、そんな本が出ました。石油よりも先に、表土がなくなってしまう。表土は薄い、流出する、堆積するより早いといった問題を、扱っています。アメリカのタバコ、綿花による土地の荒廃記事は詳しいのですが、その他の歴史的事実は急に大雑把になります。それでも、ローマ帝国崩壊は、プランテーションにより用意されていたというのは説得ありました。また、鋤を使って土地を耕す事自体に問題があるという提案には、驚きました。文明論として、データの信憑性はイマイチの本なので、もうちょっと調べてみないと。それでも、勉強になりました。★★★★

2010年6月23日水曜日

まったく新しい会社の作り方「ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは 」石塚 しのぶ

ザッポスの奇跡 The Zappos Miracles―アマゾンが屈したザッポスの新流通戦略とは世の中には、有名でないがとっても気になる会社がいくつかあります。石油の掘削・探査を行っているシュルンベルジェ。この会社、インディ・ジョーンズばりに、現地人を使って石油を掘削。パケットビデオ。2000年のフォーブスの気になる会社100社に入り、社内に最もドクター取得者が多い会社として紹介されました。ぼくも、働いたことがあります。そして、最近気になっているのが、このザッポス。顧客の満足を最優先に考え、まったく新しいコンセプトの会社を作り上げ、顧客も社員も満足を目指す、靴販売会社。内容は、理想的すぎて、ちょっと信用できない部分もありますが、読むとうなるようなルポでした。twitterの奨励、楽しさや、変化の追求、家族主義。驚くような会社です。★★★★

2010年6月22日火曜日

もしエネルギーなら、質量ていったいなにだろう「物質のすべては光 現代物理学が明かす、力と質量の起源」フランク・ウィルチェック

物質のすべては光―現代物理学が明かす、力と質量の起源物質は、エネルギーで、エネルギーには重さがなくて、では、質量ってなんだろう。というわけで、物質の基である、クォークをつなぐ強い力。そして、グルーオン。これらが質量を生み出すとすると、そこから統一理論への足がかりとなる粒子の予言が。著者は、ノーベル物理学賞受賞者で、きっちり新粒子の予言もしてあり、LHCの可動が楽しみな終わり方。ドキドキする本です。★★★★★

2010年6月21日月曜日

レトロフューチャーはこう作れ「背景ビジュアル資料〈3〉潜水艇・研究施設・巨大プラント (背景ビジュアル資料 3)」西澤 丞

背景ビジュアル資料〈3〉潜水艇・研究施設・巨大プラント (背景ビジュアル資料 3)マットペイントのための背景ビジュアル資料集の中の1冊ですが、最も、西澤 丞らしい写真集はこれじゃないでしょうか。工場や、研究所、重い機械たちを、背景美術としてSFの背景にするための本ですが、写真がすでにそうなるべく撮ってあります。現代の写真の一部の中に、レトロフューチャーな部品があるなら、それを想定して写真を撮れる。勉強になりました。★★★★

大人も読める、ヤングミステリー「マデックの罠」ロブ・ホワイト

マデックの罠 (海外ミステリーBOX)砂漠で狩りの途中に、誤って老人を殺したハンターは、ガイドの青年を裸で砂漠に放り出す。エドガー・アラン・ポー賞受賞の、対決物です。利己的で冷徹なハンターと、素朴な青年の知恵比べ。もう一ひねり欲しかったです。★★★

2010年6月20日日曜日

未訳の作品「未来医師」フィリップ・K・ディック

未来医師 (創元SF文庫)オーソドックスなタイムパラレルもの。タイムマシンがあるというのに、使用目的がチープすぎ。未翻訳だったわけがわかります。現実もゆるがないままで、ちょっとディック作品とは思えない読みやすさが、寂しく感じました。★★