2006年11月30日木曜日

ノービットの冒険 ゆきて帰りし物語 パット・マーフィー

Novit トールキン作「ホビットの冒険」のマニアックなパロディとのことなのですが、変に真似ようと登場人物をやたらと出して未消化なままとか、解説に書かれているほどの作品とは思えません。★★



2006年11月26日日曜日

重大事故の舞台裏―技術で解明する真の原因

Jiko スペースシャトルから、日本のH2ロケット、六本木ヒルズの回転ドア、鉄道事故など、事故の原因がどこにあるのか、それがテーマです。しかし読んでると、電車に乗るのも、何をするのも恐ろしくなってきます。★★★★



終りみだれぬ 東郷隆

Heike 運慶や、熊谷次郎など「平家物語」の関係者が登場。脇役に焦点をあてた歴史小説です。立派な人物はでてきませんが、それだけに時代と一個人の関係がテーマとして浮き上がります。★★★



2006年11月25日土曜日

デカルトの暗号手稿 アミール・D. アクゼル

Dekaruto これは、ダビンチコードのような小説でも、薔薇十字に関する神秘学の本でも、数学の発見の過程を綴った本でもありません。ひたすらにデカルトの伝記が続きます。肝心の暗号部分には、ライプニッツこそ登場しますが10ページもありません。ただ、デカルトの数学に対しての貢献度を再評価したり、この時代の香りを楽しんだりは可能です。★★★



2006年11月24日金曜日

大江戸打壊し―御用盗銀次郎 東郷隆

Utikowasi 御用盗銀次郎の続編です。攘夷倒幕はそのままですが、打ち壊しを今回は応援。ちゃんばら、ちゃんばら。やっぱり、ちゃんばらは魅力的です。★★★



2006年11月23日木曜日

地震の夢を見る

Ca330169 10日ほど前に地震の夢を見ました。ぼくは、地下鉄に乗っていて、地震の影響で地下からモグラの怪獣が出現。ぼくは、餌をやろうとするのですが、食料がないという夢です。変にリアルで、思わず、楽天で保存食を買ってしまいました。ご飯50食分。カレー、中華丼、親子丼のレトルトが各20食。届いて呆然、すごい重さです。どうしよう!



2006年11月21日火曜日

誰もわたしを倒せない  伯方雪日

Daremo プロレスの世界の見立てをテーマにした、本格ミステリー。殺人の動機が世界最強への夢というのですから。ツボを押さえた秀作といっていいと思います。しかし、この表紙は。目立たないし、子供の手?が何の意味なのか。背表紙も目立たないし、並んだ本の中で探すのが大変でした。★★★



アークエンジェル・プロトコル ライダ モアハウス

Arkenj アメリカ私立探偵作家クラブ賞受のSFなのです。さすがに面白い。しかも、天使がでてくるという(女性のことではなくて、本当の8大天使)宗教を絡めたとても練り込んだ社会観。ディックの「ヴァリス」の主人公がハードボイルド女性探偵になった観があります。主人公の固さはちょっと足りませんが、SFとしても、ファンタジーとしても、ミステリーとしても読める一品です。続編が楽しみ。★★★★